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ティーカッププードルのサイズの違いは?

2023.1.6

ティーカッププードル(トイプードル)をお迎えすると決めても、その大きさや色はさまざま。どういう感じの子が理想かと迷ってしまいます。

今回はティーカッププードル・タイニープードル・トイプードルの違いについてまとめました。お散歩や室内でも気兼ねなく遊ばせることや、お留守番が多い子はタイニープードル。小さくてお人形さんのような子がいいならティーカッププードルがおすすめです。

 

ティーカッププードル・タイニープードル・トイプードルの大きさの違い

トイプードルとは、プードルを小型に改良した犬種です。起源は不明瞭ですが、フランスで大人気だったことから、フランス原産とされています。

一般社団法人ジャパンケンネルクラブ(JKC)によると、その大きさは体高24cm~28cmとされていて、プードル種の中でサイズが最も小さい犬種です。

ティーカッププードルとタイニープードルは、トイプードルの中でもさらに小さな個体をさします。しかし、ティーカッププードルとタイニープードルはジャパンケンネルクラブの犬種として登録がされておらず、サイズ分けの明確な基準がありません。そのためブリーダーやペットショップによってサイズの判断がまちまちです。

一般的には

ティーカッププードル・体高23cm以下、体重2.7kg以下

タイニープードル・体高23~27cm、体重2〜3kgとしているところが多いようです。

l.y.b.familyでは成犬時の予想サイズが2kg前半(2.2kg)くらいまでをティーカッププードルとしてお譲りしています。(生体ですのでサイズは予想になります)

犬種としてはトイプードルになりますのでジャパンケンネルクラブの血統書には「トイプードル」と記載されます。

ティーカッププードルの性格

ティーカッププードルは好奇心旺盛で賢く、甘えん坊であるため、基本的にはトイプードルの気質をそのまま受け継いでいる性格をしているとされています。

温厚な性格で飼い主に忠実なところや、社交性があることから他の犬や家族以外の人間とも仲良くすることができます。また多頭飼い適している犬種とも言われています。

体が小さい犬種ほど臆病になりやすいとよく言われますが、ティーカッププードルも警戒心が非常に強い傾向にあります。

ティーカッププードルの飼い方

ティーカッププードルは、室内においてケージ飼いをする飼い方におすすめです。活発な犬種のため、フローリングや少しの段差で転倒し骨折や脱臼をしてしまう事があります。体が小さく骨が細いため高いところから飛び降りることも骨折や脱臼のリスクがあり危険です。部屋の床にはマット等を敷き、万が一に転倒した時に備えるような環境を整えましょう。

ティーカッププードルの運動

プードルはもともと狩猟犬の血を受け継いでいるため、運動能力が高く、一定量の運動を必要とします。元気なティーカッププードルであれば、毎日15分から30分程度のお散歩を行うのがおすすめです。

体の小さな犬種は成長が遅い個体や虚弱体質な個体もいます。犬の体質に合わせて散歩の時間を控えるなど調整する方が良いでしょう。

散歩による伝染病疾患のリスクを抑えるためにも、ワクチンプログラムが終了するまでは散歩にはでないようにしましょう。

全く散歩へ行かない状態も犬がストレスを溜める原因となり、骨格の成長を促す効果があるとされる日光浴ができないことも懸念されます。室内での日の当たる場所での遊び等、室内での過ごし方にも工夫をいたしましょう。

タイニープードルの性格

タイニープードルは賢くて活発で好奇心が強く、とても社交的です。

プードルは本来自立心の強い犬種ですが、サイズの小さい子は精神的に未熟な傾向にあるので、成長しても幼さの残る甘えん坊になる事があります。その傾向は女の子より男の子の方が多く見られます。

タイニープードルの飼い方

体の小さな犬種ですが、他の犬種と同じように運動は必要です。運動量に決まりはないですが、愛犬の状態や様子を見て運動をさせてあげてください。

プードルは独特の巻毛のため毛玉ができやすく絡まりやすいです。ブラッシングは毎日おこなう事が理想ですが、美しい毛並みを維持するためにも、週に2〜3回はブラッシングをおこなうことをおすすめします。

また、爪切りや耳掃除なども定期的に行ってあげてください。

トイプードルの飼い方

明るく活発で遊ぶことが大好きです。また温厚で友好的で、飼い主や家族に対する愛情表現も豊かです。

利口で人の指示をよく聞き、状況判断しながら的確に行動するので、しつけはしやすいです。ただ、甘やかしているとわがままになる傾向があるため、トイプードルからの要求に応じるのではなく、常に飼い主が主導権を握ることが大切です。

知能面でとても賢いトイプードルは、高い記憶力と理解力で、飼い主の指示が伝わる速度も速いです。しかしその頭の良さを悪いことに活かすこともできてしまいます。例えば、「ケージから出してほしい」「おやつがほしい」などの要求で鳴いたときに、その要求を叶えてしまうと「要求吠え」につながってしまいます。

小型犬とはいえ、なき声で悩むトイプードルの飼い主は少なくありません。子犬の頃から、鳴いても無視をする、して良いことと悪いことを家族全員が一貫して教えるなど、可愛らしさに翻弄されないよう正しい知識で接することが大切です。

トイプードルの運動

飼い主に従順でフレンドリーな性格のトイプードルは人と遊ぶことが大好きです。そのため毎日、コミュニケーションの時間を作るようにしましょう。

トイプードルは活発なので、しっかりと運動をさせることが大切です。毎日たっぷりと散歩の時間を設けましょう。