ティーカッププードル(トイプードル)をご家族にお迎えするにあたって、さまざま準備が必要です。ワンちゃんが我が家に到着しても必要な物がなければ飼い主さんもワンちゃんも困りますよね。今回は準備しなくてはいけない物、あると便利な物をわかりやすく解説できればと思います。
🌺クレートまたはキャリーケース
ワンちゃんをお迎えし、連れて帰る時に入れ物が必要になります。車や公共の交通機関など、お迎え当日の移動手段に適したものを選びましょう。
ティーカッププードル(トイプードル)の大きさに合わせたサイズを選びましょう。キャリーケースの中でワンちゃんがくるりと回れるサイズが理想です。しかし大きすぎると持ち運びが困難になる為に注意が必要です。成犬サイズを想定し、成長後も使用できるものを選ぶのもいいですが、あまりにも大きいものは乗り物に乗せられなくなったりします。また飛行機はナイロン製はNGとなっています。
🌺ペットシーツ、タオル、ティッシュ
特にパピー期は、はじめての乗り物に酔ってしまうことがあります。お迎えの数時間前から給餌を控えているブリーダーも多いですが、それでも乗り物酔いによる嘔吐の可能性はあります。予備のペットシーツやタオル、ティッシュ等を準備しておくと安心です。
🌺ケージ、フード、トイレトレー、トイレシート
ティーカッププードル(トイプードル)にはテリトリーが必要です。お迎えした当日からケージで休めるようにお迎え前に準備をしておきましょう。ワンちゃんにとって人間用の室内照明は明るすぎるので、なるべく屋根つきのケージを選ぶと良いです。ケージが広すぎる場合は、隠れられる毛布を一緒に入れてあげるのもいいでしょう。
フードはそれまでブリーダーのもとで食べていたものと同じものを与えましょう。もし変更する予定であれば、これまでのフードに新しいフードを少しずつ混ぜて切り替えていきましょう。
お迎えした当日からトイレトレーニングは始まるので、ケージの中にトイレを設置し覚えるように訓練しましょう。トイレトレーは誤飲防止のためにメッシュのカバーが付いているタイプを選ぶのも良いでしょう。
🌺食器、水入れ、計量器、床材
フード用の食器は、人間用の食器よりも犬の為に作られた安定感のある食器が良いです。プラスチックの食器は軽くて扱いやすいですが、ワンちゃんが食べる時に動いてしまったり、噛みやすかったりしますので、「食べた後は片づける」などの対策をしましょう。水入れは、ペットボトルを逆さにしたタイプの水入れがおすすめです。
フードの量を計測するのに計量器も必要です。目分量で与えていると、与えすぎなのか不足しているのかもあいまいになってしまいます。お迎え時にブリーダーから聞いたグラム数を正確に与えるようにしましょう。
ワンちゃんは滑りやすいフローリング等では骨や関節を痛めます。お迎えしてから準備するのではなく事前に準備をしましょう。ジョイントマットを敷くと衝撃音対策にもなりおすすめです。
🌺お迎え時に確認しておくこと
・フードの量と与えるタイミング
どんなフードを、どのタイミング、どのくらいの量を与えているか確認しましょう。お迎えから短くても10日ほどは、これまで食べていた物を同じやり方で与えた方が安心です。
・混合ワクチンと健康診断の有無、マイクロチップの装着
健康診断の結果と、混合ワクチンの接種回数を確認しましょう。混合ワクチンについては通常、ワクチンのラベルが貼られた接種証明書をもらうことができます。マイクロチップ登録証明書を受け取り、後日、名義変更等を必ずおこないましょう。(飼い主さんの住所や連絡先の登録をおこなうことができます。)
🌺お迎え後
お迎え当日は移動の疲れや環境の変化のストレスがあるため、食事が済んだら、ケージ内でゆっくりと休ませて翌日以降から少しずつ遊んであげましょう。もし、眠れずに鳴いたりするようであれば、飼い主さんの姿が見えるように、ケージのそばで寝てあげてください。(夜鳴きにに関しましてはホームページ内のブログにて掲載しています)
また、震える、嘔吐、下痢をするなどの場合は子犬をしっかりと観察し、改善が見られない時には、早めに獣医師に相談しましょう。特に子犬がフードを食べない場合は低血糖のリスクもあり危険です。すぐに獣医師に相談しましょう。