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本当にその犬舎で生まれた子ですか? 子犬選びで確認したい大切なポイント

2026.6.19

SNSで増えている「大量仕入れ・大量販売業者」にご注意ください

近年、SNSやインターネットを利用して子犬を探される方が増えています。自宅にいながら多くの子犬を見ることができる便利な時代になりましたが、その一方で購入前に知っていただきたいことがあります。

それは、ブリーダーを名乗りながら実際には大量に子犬を仕入れて販売している業者の存在です。

もちろん、法律に則って販売を行うペットショップや販売業者そのものを否定するものではありません。しかし問題なのは、自ら繁殖していないにもかかわらず、「ブリーダー直販」「自家繁殖」「犬舎生まれ」と説明して販売しているケースです。

本来ブリーダーとは、自身で親犬を管理し、交配から出産、育児まで責任を持って行う繁殖者です。親犬の性格や健康状態、妊娠中の経過、出産時の状況、子犬の成長過程まで把握しています。

一方で大量仕入れ型の販売業者は、全国の繁殖者から多数の子犬を集めて販売するため、実際の出生環境や親犬の情報を十分に把握していない場合があります。

特に注意したいのは、SNS上で毎週のように多数の子犬が掲載されているケースです。

トイプードルだけでも、

・毎月何十頭も掲載される

・毛色やサイズが極端に豊富

・常に多くの子犬が販売中

・子犬の性別が極端に偏る(ほとんどが女の子)

・提携ブリーダーの子と言われる

このような場合は、一度詳しく確認してみることをおすすめします。

本当に繁殖しているブリーダーであれば、

・親犬を見せられる

・出産状況を説明できる

・兄弟犬を紹介できる

・繁殖方針を説明できる

・血統書がジャパンケンネルクラブであり、繁殖者名とオーナーが一致する

また、非常に重要な確認方法として『血統書の繁殖者欄』があります。

JKCなどの血統書には『繁殖者名』が記載されています。

「うちで生まれた子です」と説明されている場合でも、血統書の繁殖者欄に別の犬舎名や別の人物名が記載されていれば、その販売者は実際の繁殖者ではありません。

購入前には、

「親犬は見学できますか?」

「血統書の繁殖者名を確認できますか?」

「実際にこちらで生まれた子ですか?」

と確認することをおすすめします。

近年はSNSの写真や動画だけでは、本当にその犬舎で生まれた子なのか判断が難しくなっています。可愛い写真や価格だけではなく、その子がどのような環境で生まれ育ったのかを知ることも大切です。

子犬は家族として10年以上一緒に暮らす大切な存在です。

だからこそ、価格や見た目だけで判断するのではなく、親犬や飼育環境、繁殖者が明確であることを確認し、納得したうえでお迎えすることをおすすめします。

信頼できるブリーダーは、販売することだけを目的にしているのではなく、親犬の健康管理や子犬の健全な成長、そしてお迎え後の生活まで考えながら繁殖を行っています。

「どこで生まれたのか」

「誰が育てたのか」

「血統書の繁殖者は誰なのか」

この3点を確認することが、後悔しない子犬選びにつながります。